【デルタアメックスゴールドカード】をベトナム航空で使ってみた
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デルタアメックスゴールドカードとは

デルタアメックスゴールドカードは、3大アライアンスのひとつ『スカイチーム 』を利用する際に、優先搭乗などの上級会員の優待が受けられるプライオリティーが付帯されているステータスカードです。

通常、航空会社の上級会員になるためには、1年間に50回程度搭乗しないと条件に達しないプログラムになっています。

出張族ならともかく、個人旅行で年間50回搭乗される方はごく少数で、多くの方はこのステータスを得るために「修行」と言われる

〝旅行のために飛行機に乗る〟

のではなく

〝飛行機に乗るために旅行をする(あるいは旅行せず飛行機に乗りトンボ帰り)〟

という飛行機に興味のない方からしたら理解の範疇を超えた奇行を行なっています。

(私もその一人です。)

 

ANAに用もなく乗り続けること1年。

やっと手に入れたステータス。ANA、またはANAが所属するスターアライアンス系の航空会社を利用する時にはプライオリティーが受けられますが、JALなどのワンワールド、デルタなどのスカイチーム利用時には何の恩恵を受けることもできません。

そのため、ANAJALと両方のステータスを獲得される方もいますね。

多くの時間と、多くのお金をかけて達成することができる、この「上級会員」ですが、

スカイチームの場合、デルタアメックスゴールドカード一枚発行することによって、この上級会員のステータスが得られてしまう、まさにチート級の【神カード】なのです。

スカイチームとは

スカイチーム

飛行機のアライアンス(航空連合)には、

・ANAの所属するスターアライアンス
・JALの所属するワンワールド
・デルタ航空等が所属するスカイチーム

この3種類があります。

日本の航空会社でスカイチームに所属している航空会社は1社もありませんので、日本人の私たちにはあまり馴染みのないアライアンスかもしれませんが、世界最大規模のデルタ航空をはじめ、世界中の航空会社がスカイチームに加盟しています。

ベトナム航空とは

ベトナム航空はベトナムの国営の航空会社です。

現在は、全日空(ANA)とコードシェアや、ANAマイレージクラブの相互提携がなされています。

私がよく利用する名古屋ーハノイ線では、エアバスa350や、ボーイングb787の最新機材が運行されており、いつも快適に利用させてもらっています。

デルタアメックスゴールド カードを使ってみた

セントレア(中部国際空港)から出国手続き

ミュースカイ

87日、名古屋駅からミュースカイに乗り、AM7:20にセントレア(中部国際空港)に到着。

夏休みの影響もあり、早い時間ですが電車も満席で、空港もやや混み合っています。

セントレア発のベトナム便は、AM10:00にホーチミン行、AM10:15にハノイ行が出発する為、この時間のベトナム航空のチェックインカウンターは特に混み合っています。

エコノミークラスのチェックインカウンターはご覧の通り混み合っていますが、ビジネスクラスのチェックインカウンターは1人手続き中で、待っている人はゼロでした。

私もエコノミークラスで予約をしている為、通常であればこの長蛇の列に埋もれなければならないのですが、デルタアメックスゴールドカードのおかけでスカイチーム の上級会員になっている為、ビジネスクラス用の PRIORITY レーンでのチェックインが可能です。

ステータス画面

パスポート、eTicket、デルタのアプリのステータス画面を提示するだけでOKです。

日本ですので、日本語が通じますが、海外でもこの3点を提示すれば問題なく受け付けてくれます。

予約時は後方席しか指定できませんでしたが、チェックイン時に前方席が空いているとのことで移動してもらえました。

前方席が使えるのも、上級会員の大きなメリットです。

3時間以上のフライトですと通路側じゃないと落ち着かないですが、このステータスのおかけで今まで全て通路側に座ることができています。

チェックインを済ませ、保安ゲートへと向かいます。

保安ゲートでもSKY PRIORITY の優先レーンを利用できるのですが、セントレアには優先レーンがありません(とても残念)。

出国ゲートも顔認証の機械でさっと済ませ、ラウンジでゆっくりします。

セントレアにはベトナム航空のラウンジはなく、ビジネスクラス利用時はJALのサクララウンジを案内してもらえるのですが、デルタアメックスゴールドカードのゴールドメダリオンのステータスでは残念ながらサクララウンジには案内してもらえません。

ですので今回はプライオリティパスを利用して、スターアライアンスのラウンジを使うことにしました。

セントレアのスターアライアンスのラウンジはこじんまりとしていますが、今日は混み合っていませんでした。

飛行機を見ながら朝食とビールを頂き、新聞を読みながらゆっくり過ごします。

歯磨き

1時間ほどするとラウンジも混み合ってきましたので、歯磨きを済ませラウンジを出てフラフラと。

少しお腹の調子がおかしかったので、アマノドラッグで正露丸を購入。
(いつも常備薬を持って行くのですが、自宅に忘れて来てしまいました。)
整腸剤と正露丸は東南アジアへ行くときは必携です。

機内で読む用の文庫本も購入し、12番ゲートへ。

AM9:10、まだ搭乗が開始されていなかった為、パソコンデスクでメールのチェックなどを行い、予定搭乗時刻から遅れ、AM9:50搭乗開始。

優先登場

搭乗時も、ビジネスクラスの乗客と一緒に優先搭乗が可能です。

機内が混み合う時は座席上の荷物スペースが埋まることがあるので、優先搭乗して荷物スペースが確保できるのもとても助かります。

 

名古屋からホーチミンへ

AM10:30、定刻通より30分遅れてホーチミンに向けて TAKE OFF

 

シートは11C

エコノミークラスの前から2列目です。

決して広くはないですが、通路側席でしたので体を通路側へ傾けます。

機内は乾燥しますし、風邪予防のためにもいつもマスクを着用しています。
ロングフライトの時は写真のような濡れマスクで保湿すると喉を痛めにくくなります。

機内食は洋食を。

食べれなくはないですが、完食できず…..

トイレは後方に3箇所しかなく、常時2-3人並んでいました。

空港で買った単行本を読んだり、ウトウトしたりしているうちにホーチミン到着です。

 

ホーチミン(タン・ソン・ニャット国際空港)にて

現地時間PM1:35、定刻より30分早くホーチミンに到着。

乗り継ぎ後の便も同じベトナム航空の為、トランジット手続きは特になく、保安ゲートへと向かいます。

入り口がとても狭いので、見落とさないように注意が必要です。

無愛想な女性の係員の指示に従い、サッと通過。

トランジット時にはTRANSITと書かれたシールを貰えたり貰えなかったりしますが、私は一度も貼ったことがないですし、今までトラブルになったこともありません。

次の搭乗まで1時間強。

ラウンジの横にスパがあったので利用しようか迷いましたが、ビエンチャンについてからの楽しみにとっておき、ベトナム航空のラウンジへと向かうことにしました。

搭乗券に SKY PRIORITY と印字されている為、入り口でステータス画面を見せる必要はなく、パスポートと搭乗券を提示すれはOK

ゴージャスではないですが、ベトナム感のある開放的なラウンジです。

フルーツやヌードル、ベトナム料理の軽食がありますが、夕食が食べられなくなるといけないので水だけ頂き、パソコンを開いて過ごします。(コンセント、wi-fi完備)

シャワーもあるので、トランジット時間が長い場合はリラックスできそうです。

 

ホーチミンからビエンチャン

PM4:00出発予定でしたが、搭乗したのがPM4:20。動き出したのはPM5:001時間遅れでテイクオフ。

VN920便は、ホーチミンからカンボジアのプノンペンを経由して、ビエンチャンへ向かいます。

プノンペンへは約1時間のフライト。
PM6:00にプノンペンへ到着。

プノンペンで降りる乗客が降り、ビエンチャンまで行く旅客は機内に残ったまま清掃員がやってきて機内清掃を始めます。

清掃は15分くらいであっという間に終わりました。

清掃後、プノンペンからの乗客が登場し、PM6:50にテイクオフ(定刻はPM5:45)。

 

離陸後すぐに軽食が配られます。

移動も終盤で疲れてが出て来たのか食欲が出ず。

パンは温められていて美味しかったですが、パンとハムしか食べずでした。

 

定刻から1時間遅れのPM8:10。ようやくビエンチャンに到着。

入国審査を済ませ荷物を受け取り、外に出たのはPM8:30(日本時間PM10:30

 

今回は名古屋からホーチミンを経由してビエンチャンへ来ましたが、一番便利な便は名古屋からハノイを経由する便です。

この便ですと、名古屋をAM10:15に出発し、ビエンチャンにPM5:30に到着します。

時期が夏休みということもあり、ハノイ経由がおさえられす、やむなくホーチミン経由にしましたが、セントレア到着から15時間もかかってしまいました。

また、ハノイ便ですとa350やb787などの最新の機材を使っているため、エコノミーからプレエコへのアップグレード率は相当高いです。このアップグレードだけでも、デルタアメックスゴールドカードの年会費を払う価値は十二分にあると感じます。

 

まとめ

今回はベトナム航空でデルタアメックスゴールドカード のゴールドメダリオンのステータスを使用しましたが、チェックインカウンターでアプリの画面を見せるだけで直ぐに対応してもらえ、座席も前方席を用意してもらえました。

チケットにはSKY PRIORITYと印字してもらえますので、優先保安ゲート、ラウンジ、優先搭乗が受けられますし、預け入れの荷物にもPRIORITYタグが貼られ到着空港では本当に直ぐに荷物を受け取ることができました。

夏休みで混み合う時期や、今回のように1時間以上ディレイしてしまった時などでも、チェックインなどで優先レーンが使え、ラウンジも利用できると、ストレスなく移動することができます。

通常であればスカイチームを何十回も利用して得られるゴールドメダリオンのステータスが、カード1枚発行するだけで得られるこのカードは、スカイチーム を利用する際は必携の1枚でした。

 

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